若い世代ほどデジタル機器に注意を
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21世紀以降に生まれた若者は、インターネットやパソコン、最近ではスマホが生まれたときから身近にあります。時間に気をつけながらデジタル機器(スマホやタブレット端末など)を使うのは、小さければ小さいほど難しいものです。
子どもの脳は、スマホなどのデジタル機器の悪影響を受けやすいことが分かっています。前頭葉の発達しにくくなり、思考やコミュニケーションという能力がつきにくくなります。実際にスマホを1日3時間以上など長時間するほど学校の成績は下がっていくというデータが出ています。ただし、悪い習慣を断ち切れば機能が回復することも分かっており、スマホの使用時間を1時間未満に抑えることのできた子どもでは成績も徐々に伸びたそうです。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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