けんこう日記

入院中の洗濯物

こんにちは。
医療ソーシャルワーカーの田渕です。

新たな職員を迎えた新年度も早2カ月。

総合診療医師の入れ替えや定期の人事異動、そして今年度は何といっても当院初!!!作業療法士言語聴覚士が加わりました。

職種の説明は後にするとして、今までなかった機能が都農町立病院にそなわったことは、町民の方へさらに細かく医療サービスを提供できることだと考えています。

さて、先日入院された患者さんの話です。

入院中の洗濯物は基本的に本人(院内コインランドリー)又は家族にお願いするか、洗濯業者さんに有料で依頼するようになっています。

この患者さんは身元引受人がおらず、洗濯物をどうするかという話になりました。

本人に聞いたところ「自分で汚したものは自分で洗濯したい」と言われましたが、本人は治療により身動きがとれない状況だったので困ったことになったのですが、他の人に迷惑をかけたくない気持ちは確かにあるなと考えたところでした。

病院の流れにあわせてもらわなければならない部分もありつつも、本人の「誰かに迷惑を掛けたくない気持ち」を一度、受け入れることの大事さを再確認。

さあ、洗濯物どうしましょうかね。

この文章を書いた人
田渕 陽介(たぶち ようすけ)

都農町出身。1997年宮崎大学工学部卒業、都農町社会福祉協議会勤務。2005年社会福祉士取得。2009年都農町役場へ入職し、地域包括支援センターにて勤務。定期異動により2015年都農町国民健康保険病院にて医療ソーシャルワーカーとして勤務。その他、若風会(地域おこしボランティア団体)、都農YOUNGSTA(都農町若者連絡協議会)、蹴-1協会に所属。趣味はサッカー、釣り。

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