けんこう日記

わたしの想いをつなぐノート

宮崎市では数年前に宮崎市版エンディングノートとして、「私の想いをつなぐノート」というものが作成されました。

市民一人一人が自分らしい終末期(人生の最終段階)を迎えるため、元気なときから人生の最期の時間をどこで過ごしどのような医療を受けたいか、意識して考えるきっかけとして欲しいとの想いから作られたそうです。

ノートだけではなく、イメージしやすい手引きの解説があったり実例も紹介されたりしています。

ノートには以下のような項目が含まれています。

延命治療の希望の有無

私の想い(自由記入)

かかりつけ医・医療者・家族の署名

余命や病名告知希望の有無

臓器提供や献体希望の有無

・意思決定の代理人

伝えておきたいこと

かかりつけ病院や薬局など連絡先

参考:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000179013.pdf

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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