けんこう日記

ドンネル先生

北里柴三郎シリーズも最終回。当時の伝染病(感染症)研究は最先端の学問で、北里柴三郎のもとには全国から優秀な人材が集まってきたそうです。厳しい指導で有名だったそうで、弟子たちには「ドンネル先生」(ドンネルはドイツ語で、雷(かみなり)の意味)と呼ばれていたそうです。

 野口英世(黄熱の研究)の他に、志賀潔(赤痢菌を発見)、梅野信吉(狂犬病の予防液を開発)、秦佐八郎(梅毒の特効薬猿バルサンを開発)など日本史に出てくる人たちがいました。

新一万円札の渋沢栄一は、2021年のNHK大河ドラマの主人公でした。北里柴三郎も、そのうちNHKのドラマで出てくるかも!?

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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