喘息・気管支炎– tax –
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SpO2の測定値
健康な方のSpO2は96-98%程度ですが、SpO2 90%未満が呼吸不全の状態の目安です。長期間続くと心臓や脳といった大事な臓器に酸素が充分に供給されずダメージを起こすこと... -
日本発のパルスオキシメーター
SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)は体内に酸素が十分足りているかの目安になり、呼吸数とともに呼吸状態を把握するための重要な数値です。 指に挟んでSpO2を測定するパル... -
積極的な治療で、息切れのない毎日に
COPDの薬物治療のメインは、気管支拡張薬(気管支を広げて空気の通りを良くする薬)という吸入薬になります。長時間作用性抗コリン薬(LAMA)もしくは長時間作用性β2刺... -
COPDの治療
COPDは肺だけでなく全身にも影響を及ぼすことが分かってきています。心臓・血管の病気や糖尿病、消化器疾患など他の病気をおこしやすくなります。しかし、COPDという病... -
COPDの診断
COPDの診断には、呼吸機能検査が使われます。肺活量と息を吐くときの空気の通りやすさを調べる検査です。COPDのある患者さんでは、息が吐き出しにくくなっているため、... -
COPDの一番の原因 タバコ
COPDは別名たばこ病と言われることもあり、原因の90%以上は喫煙です。たばこなどの刺激で気管支に炎症が起こり、肺がダメージを受けることによって、呼吸がしにくくな... -
診断されていない人が多いCOPDという病気
2001年の調査(NICEスタディ)では、日本人でのCOPD有病率は、40歳以上の8.6%、患者数は530万人と推定されました。一方で、2017年の厚生労働省患者調査では、COPDと医... -
COPD(シー・オー・ピー・ディー)
先日は気管支喘息を取り上げましたが、次に取り上げるのはCOPDという呼吸器の病気です。日本語では「慢性閉塞性肺疾患」といいます。以前は慢性気管支炎や肺気腫と呼ば... -
喘息発作が起こったら
喘息発作はひどいと命にかかわることがあります。発作の程度は次の3つに分かれます。 小発作:苦しいが横になれる 中発作:苦しくて横になれない 大発作:苦しくて動け... -
吸入ステロイド薬
吸入ステロイド薬が普及してから、喘息で亡くなったり入院したりする人が大幅に減りました。使い始めてすぐに症状がおさまっても、自己判断で薬を止めたりすると、再発... -
喘息治療のゴールは、ふつうに日常生活が送れること
喘息治療のゴールは、発作を気にせずに健康な人と同じように生活を送れることです。 喘息の治療方法は、①気道の炎症や症状を抑えて発作を予防する薬(コントローラー:... -
喘息は治療可能な病気
喘息はありふれた病気である一方で、死に至ることもある怖い病気でもありますが、喘息診療の進歩・普及に伴って、喘息悪化による入院や喘息による死亡は随分と減ってい...
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