桐ケ谷 大淳の記事一覧– tax –
-
血圧左右差を調べる際の注意点
血圧は1回目の測定値が2回目、3回目より高いことが多いです。一般的に安静にしている時間が長いほど、血圧や脈拍は安定します。1回目よりも2回目のほうが気負わずに、冷... -
血圧左右差
血圧は一般的には肘の上、上腕で測定します。体・血管の構造上、右上腕の血圧は左上腕の血圧よりもわずかに高いことが多く、定期的に血圧を測るなら右上腕の方がより良... -
バイタルサインの基準値
血圧・脈拍・体温・呼吸の4つをバイタルサインと書きましたが、救急現場などでは「意識」もバイタルサインに含まれたりします。 バイタルサインの基準値の目安は、次... -
バイタルサイン
バイタルサインという言葉を聞いたことがありますか。医療現場では、「バイタルはどう?」「バイタルとって!」みたいな言葉がよく飛び交います。バイタルは「バイタル... -
体内の酸素は多ければ良いわけではない
体内の酸素量が少ない低酸素血症に対して、酸素投与は医療現場でよく行われます。「酸素は足りないよりも多い方が安心」という気持ちに医療者もなりがちが、多すぎる酸... -
SpO2の測定値
健康な方のSpO2は96-98%程度ですが、SpO2 90%未満が呼吸不全の状態の目安です。長期間続くと心臓や脳といった大事な臓器に酸素が充分に供給されずダメージを起こすこと... -
日本発のパルスオキシメーター
SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)は体内に酸素が十分足りているかの目安になり、呼吸数とともに呼吸状態を把握するための重要な数値です。 指に挟んでSpO2を測定するパル... -
SpO2:経皮的動脈血酸素飽和度
SpO2というのを知っていますか。サチュレーション、地域によってはサット(SAT)と呼ばれたりします。患者さんには分かりやすく、血液中の酸素の数値といって説明し足り... -
積極的な治療で、息切れのない毎日に
COPDの薬物治療のメインは、気管支拡張薬(気管支を広げて空気の通りを良くする薬)という吸入薬になります。長時間作用性抗コリン薬(LAMA)もしくは長時間作用性β2刺... -
COPDの治療
COPDは肺だけでなく全身にも影響を及ぼすことが分かってきています。心臓・血管の病気や糖尿病、消化器疾患など他の病気をおこしやすくなります。しかし、COPDという病... -
COPDの診断
COPDの診断には、呼吸機能検査が使われます。肺活量と息を吐くときの空気の通りやすさを調べる検査です。COPDのある患者さんでは、息が吐き出しにくくなっているため、... -
COPDの一番の原因 タバコ
COPDは別名たばこ病と言われることもあり、原因の90%以上は喫煙です。たばこなどの刺激で気管支に炎症が起こり、肺がダメージを受けることによって、呼吸がしにくくな...