血圧左右差を調べる際の注意点

血圧は1回目の測定値が2回目、3回目より高いことが多いです。一般的に安静にしている時間が長いほど、血圧や脈拍は安定します。1回目よりも2回目のほうが気負わずに、冷静な状態にあることが多く、血圧も下がりやすかったりします。ただし、1回目高く出てしまって、ドキドキして測るたびに高くなってしまう、という場合もありますが…

左→右、右→左の1回ずつの測定の場合、実際には左右差がなくても2回目に測定した側が低くなることがあります。左→右→左→右（もしくはその逆）と、左右2回ずつ測定した方が正確です。それぞれ2回の平均で左右差の有無を判定することが大事です。

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この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳（きりがや だいじゅん ）

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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