最近耳にする機会が多い“香害(こうがい)”について
その名の通り、“香りによる害”のことで、最近、消費生活センターに、この“香害”に関する相談が急増していることを、先日ラジオで耳にしました。
相談例として、集合住宅の隣に住む方の柔軟剤の臭いが強過ぎて頭痛や気分不良を起こしてしまう。
窓を閉め切っても換気扇等から入って来る、とのこと。
このことを職場で話すと、介護施設での職歴を持つ職員が反応し、その施設で入所者の身体介護にあたっていた他職員が、入所者から『臭いがきつい』と毎回言われていたとのことで、身近過ぎて驚いたところです。
自分にとっては快適な香りでも、他人は不快に感じ、中には体調を崩す場合もあるということを認識する必要があると感じました。
また、頭痛等に悩んでいる方は、柔軟剤や化粧品、ハンドクリーム等の香りを見直すことで、もしかしたら解消されるかもしれませんね。
(都農町地域包括支援センター 河野聖美)
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地域包括支援センター
地域包括支援センターは、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員を必置とする相談窓口です。それぞれ専門分野は違いますが『高齢者の暮らしを地域でサポートするための拠点』として、日々業務にあたっています。
- 保健師:河野 聖美
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生まれも育ちも都農町寺迫。もちろん今も、根を伸ばしながら在住。都農町と人と話す事が大好きで、町民として町民と共に暮らし、得意な感性を生かして私にできることを考え、実行しています。在籍4年目。
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大分市出身。今まで医療機関や社会福祉協議会に勤務。平成30年に入庁。入庁を機に町外から都農町へ移住。現在は都農の楽しいこと、面白いことを日々探しています。
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平成5年に入庁し、地域包括支援センター開設時から勤務。町外出身・在住ですが、人生の大半を都農町のために費やしています。最近ちょっと、自分の物忘れが気になり始める…。
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都農町生まれ、現在は川南町在住。いつの日か都農町に戻ってくる予定。社会福祉法人に約18年勤務し、令和3年4月に入庁。人の性格は変えれないけど考え方は変わる、という話せば分かり合えるということを信じて精進中です。
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