
破傷風の治療
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破傷風は、発症後数日以内に非常に危険な状態になるため、入院が必要となります。
破傷風の治療では、「抗破傷風ヒト免疫グロブリン」という薬を使います。この薬は、病状が進行してしまうと効果があまり期待できないので、早めの投与が必要です。
その他には、多くの人で呼吸をするための筋肉がけいれんしてしまうので、呼吸を助けるために人工呼吸器を使うこともあります。けいれんが起きた場合には、けいれん止めの薬を使います。さらに、部屋を暗く静かにして、刺激で発作を起こさないようにします。
治療が順調に進んでも、全ての症状が消えるまでには数カ月かかると言われています。
