傷あとを目立たないように
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最近は開腹などの手術を行った人に、手術の跡を見せてもらっても切った跡が目立たないなと感じることが多いです。肥厚性瘢痕といって元の傷の部分に赤みや盛りあがりができたり、ケロイドといって元の範囲を超えて赤みや盛りあがりが広がる場合があります。体質もありますが、刺激が加わることによって、目立つ傷あとになることがあります。
傷をよりきれいに治す目的で、手術や縫った後の傷あとには、キズあとにテープを貼ったりします(テーピング)。テープを貼る目的は「安静・遮光・保湿」で、紫外線による刺激を減らすことで色素沈着(シミ)の予防にもなります。
「傷跡 テーピング」といったワードで検索すると、いろいろ情報が出てきます。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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