ワクチンの打ち方 できるだけ痛みがない様に
最近、外来患者さんから3回目の新型コロナワクチン接種後の感想を伺う機会が増えてきた様に感じます。
「3回目は痛かった」
「思ったよりなんともなかった」
「今回は(製薬)会社が違ったから、、」
等々、患者さんの言葉から、ワクチン接種をめぐる様々な思いや経験を拝聴させていただいています。
さて、今回、お話しすることは、ワクチン接種時の「痛み」についてです。
ほとんどのワクチンは注射で接種しますので、接種時の痛みを避けて通ることはできません。
この「痛み」の経験を、不安や恐怖として強く感じてしまうと、次回以降のワクチン接種のハードルを上げてしまったり、特に小児では病院の受診への恐れにつながってしまうこともあります。
どの年齢であっても接種を受ける側と接種する側の双方にとって、注射の痛みをできる限り軽減することは、とても大事な要素だと考えています。
この文章を書いた人
䅏田 一旭(のきた いっき)
東京都出身。2014年宮崎大学医学部を卒業、宮崎大学医学部附属病院で初期研修を開始。2016年より宮崎大学地域医療・総合診療医学講座の専門医プログラムを専攻。2020年4月より都農町立病院総合診療科に勤務。
大学入学をきっかけに宮崎にやってきて、かれこれ10年以上経ちました。今では、妻と共に宮崎での子育て生活をエンジョイしています。趣味はサウナとスポーツです。サウナは学生時代にはまり、心身ともにリフレッシュを求めて通い続けいています。スポーツは野球 、柔道、大学ではラグビーと様々なチャレンジをしてきましたが、最近はジョギングをしながら都農町を巡っています。町の新しい発見に出会える事もあり、なかなか良い趣味になってきています。