看護師になったわけ②~看護科での授業~
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昨日に続いて、私が看護師になった理由のご紹介です。
看護科に入ってみると、もっと自由なんだろうなと思っていた時間割はびっしり。
空き時間なんてなし。
高校の授業のように詰め込まれていました。
専門教科の勉強なんて、暗記に暗記、覚えないといけないことだらけ。
テストはもちろん合格しないといけません。
心の中で、生きていくため、ご飯のため、ここまできたら資格はとらないともったいない。
それだけです。
ですが、まだ机上の学習は良かったんです。
そう、臨床実習なる大物があるのです。
臨床実習とは病院や介護施設などで実際に患者さんと関わって行う学習です。
実習が始まる前になると、あの科の看護師さんは怖いとか、こんなことをしたら怒られるらしいとか、色々と学生の間で情報が巡ります。
いよいよ、臨床実習が始まります。
始めに言います。
私は実習にすごく恵まれました。
私の行った病棟は、受け入れる学生の数が少人数だったり、産婦人科実習時の妊婦さんの数が足りなくて、ひとりだけNICU(新生児集中治療室)に行かされたりして、先輩看護師さんと一対一のことが多かったのです。
内科の実習病棟では学生担当看護師の専任が1人いて、毎日実習を見ていてくださったので、私の看護技術の習得度によって、どんどん看護ケアを任せてくれました。
なので、任せてくれているという自信がやる気に繋がりました。
担当させていただいた患者さんも、学生の私を受け入れてくれて、もっと何か私に出来ることはないかな?と取り組むことができました。
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