総合診療医– tax –
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更年期と更年期障害
性差医療の紹介をしましたが、更年期障害という病気の名前は聞いたことあるのでは。 日本人女性は平均50歳前後で生理(月経)が止まり、その前後5年の約10年間(45~55... -
個別化医療
男女で病気の起こり方や薬の効き方に差があります。 医学の発展によって病気の成り立ちや、病気に関連する遺伝子が将来さらに解明されていきます。 そうすると、一人ひ... -
性差医療
男女の格差を減らす、ジェンダー平等が世界的に取り組まれていますが、尿酸値のように男性と女性の身体にはいろいろな違いがあります。 1990年代以降、男女で病気の起こ... -
痛風の男女差
痛風の95%以上は男性で、男女差がはっきりしている病気です。 男女差の原因は飲酒など食生活も多少影響していそうですが、一番大きいのは性ホルモンによるものです。女... -
痛風に似ている病気、儀痛風(ぎつうふう)
偽(にせ・いつわり)の痛風と書く通り、同じように関節が炎症(関節炎)を起こす病気です。 痛風の場合は関節液内に溜まる尿酸結晶というのが原因になりますが、偽痛風... -
尿酸と生活改善③運動
息が切れるような激しい無酸素運動(筋トレなど)は、尿酸値を上昇させる可能性があります。 軽めの有酸素運動(ウォーキングなど)は尿酸値を上げることはなく、肥満解... -
尿酸と生活改善②飲酒
ビールはアルコール類の中ではプリン体を多く含み、最近はプリン体0のビールが売られています。 プリン体が入っていないから安心!といって、飲み過ぎてはいないでしょ... -
尿酸と生活改善①食事
個人差はありますが、尿酸の8割程度は体内のプリン体から、2割程度は食事で摂取したプリン体からつくられると言われています。肥満にならないようなカロリー調整、脱水... -
健診で尿酸が高いと言われたら(薬物治療開始の目安)
血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症です。 痛風関節炎(痛風発作)を繰り返す場合は、6.0mg/dl以下を維持することが望ましいとされています。7.0mg/dlを超え... -
痛風の治療①発作が起きたとき
痛風の治療は、①発作が起きた急性期の治療、②痛みがおさまった後の治療に分かれます。 痛風は通常1つの関節だけに痛みが生じ、最も典型的なのは足の親指の付け根が、腫... -
尿酸値の目安
血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超えると「高尿酸血症」と診断されます。 健康診断を受けると、尿酸値を測っている場合が多いのでチェックしてみてください。 7.0mg/dLを超... -
痛風の元
尿酸値が高いと、痛風になりやすいというのは聞いたことがあるのでは。 尿酸は、エネルギー物質の一つである「プリン体」が分解されてできる燃えカスのようなものです。...