座りっぱなしの害
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人間の生活はこの数十年で様変わりし、日常生活でも仕事でも座っている時間が増えています。
ニート(NEAT)の話をしましたが、座っているときのエネルギー消費はごくわずかです。
デスクワーク中心の人は立ち仕事中心の人より心臓血管系の病気や糖尿病になるリスクが上がる、長時間座ってテレビを見ていると心臓血管系の病気や死亡のリスクが上がるなどのデータがあります。
生活習慣の通りに人の身体は適応されていきます。
使わない部分の筋肉は減り、縮み、柔軟に動かせなくなります。
とくに歳をとってから座ったり寝たりばかりの生活では、スムーズや立ち上がりや歩行をするのが難しくなってしまいます。
「いつでも動けるような準備」を身体ができるように、意識的に立ったり歩いたり身体を動かしていくのが大切です。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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