ながら子育てに注意
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子ども自身がスマホを使わなくても、親がスマホを触りながらする「ながら子育て」は、子どもの脳の発達に悪影響になります。親がスマホの画面ばかり見て子どもと目線が合わないと、子どもは不安を覚え、感情の理解が難しくなりやすく、コミュニケーション能力も育ちにくそうです。iPhoneやiPadの生みの親であるスティーブ・ジョブズは、自分の子どもたちがデジタル機器に触れる時間を厳しく制限していたそうです。
AI(人工知能)やロボットの進化で、今後なくなる仕事や新しい仕事が出てくるという話があります。人間相手ではない仕事はテクノロジーに任せて、人間相手の部分に業務により時間を割くようになっていけば、今まで以上にコミュニケーション能力が重要になりそうです。コミュニケーションの第一歩として家族内交流は、今後もとても大切なものだと思います。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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