『転倒』〜転ばぬ先のお薬の整理〜
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「最近転びやすくなった。」「この前、転んでしまった。」
皆さんの周りでこんな声を聞いたりしませんか?
1年間に高齢者の10〜20%、介護施設入所者の20〜50%が転倒しているというデータから、転倒は決してまれな出来事ではありません。
転倒によって骨折や脳血管障害が引き起こされることもあり、これからの人生に大きな影響を与える可能性があるため、転倒してしまった時の対応も大事ですが、『転倒を予防する取り組み』も同様にとても重要です。
転倒には様々な要素が関連すると言われ、下記の様なリスクが指摘されています。
<転倒リスク>
・過去の転倒歴
・年齢
・関節の病気
・視覚や聴覚障害
・認知症
・日常生活自立度(ADL)低下
・お薬 等
この文章を書いた人
䅏田 一旭(のきた いっき)
東京都出身。2014年宮崎大学医学部を卒業、宮崎大学医学部附属病院で初期研修を開始。2016年より宮崎大学地域医療・総合診療医学講座の専門医プログラムを専攻。2020年4月より都農町立病院総合診療科に勤務。
大学入学をきっかけに宮崎にやってきて、かれこれ10年以上経ちました。今では、妻と共に宮崎での子育て生活をエンジョイしています。趣味はサウナとスポーツです。サウナは学生時代にはまり、心身ともにリフレッシュを求めて通い続けいています。スポーツは野球 、柔道、大学ではラグビーと様々なチャレンジをしてきましたが、最近はジョギングをしながら都農町を巡っています。町の新しい発見に出会える事もあり、なかなか良い趣味になってきています。
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