女性はなぜ骨粗しょう症になりやすい?
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日本むかし話で、おじいさんよりおばあさんの方が腰の曲がっているイメージがありませんか?
骨粗しょう症の影響で腰骨がつぶれたりするのが原因ですが、骨粗しょう症は女性の方がなりやすい病気です。
日本での骨粗しょう症患者数は約1300万人、そのうち1000万人近くが女性であり、50歳以上の女性の3人に1人は骨粗しょう症になると言われています。
女性は生まれつき骨格が小さく筋肉量も少なめです。
妊娠や授乳期などでカルシウムが大量に必要な時期があります。
閉経期を迎えると、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が急激に減ります。
エストロゲンは骨の吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きがあるので、これが減ることで急に骨密度が低下し骨粗しょう症になりやすくなります。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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