甲状腺機能亢進症
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甲状腺ホルモンが出過ぎる機能亢進症の原因として、代表的なのはバセドウ病です。
バセドウ病は成人の0.5-1%くらいの割合で、女性の方が男性より5倍くらい多く、20~40代と比較的若い女性に多いです。
甲状腺を刺激するタイプの抗体(自己免疫)ができることが原因です。抗甲状腺剤(甲状腺ホルモンの合成を抑える薬)を飲むことが基本ですが、放射線(アイソトープ)治療、手術治療という選択肢もあります。
他にも甲状腺の炎症で、甲状腺に溜まっていたホルモンが血液中に漏れ出し、一時的に機能亢進状態になる場合があります。炎症が治まれば自然に良くなりますが、炎症が治まった後、逆に一時的に機能低下状態になることもあります。
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