更年期と更年期障害
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性差医療の紹介をしましたが、更年期障害という病気の名前は聞いたことあるのでは。
日本人女性は平均50歳前後で生理(月経)が止まり、その前後5年の約10年間(45~55歳あたり)を更年期といいます。
時期や症状に個人差がありますが、女性ホルモンの一つであるエストロゲンが低下していくことで、心身にいろいろな不調が出ます。心身の要因に加えて、社会的な要因(仕事や家庭環境など)も複雑にからまって症状が出てきます。更年期症状が重くて日常生活に支障をきたす状態を更年期障害といいます。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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