エストロゲンの働き
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エストロゲンは女性らしさを作るホルモンとも言われますが、それ以外にも自律神経を保つ、動脈硬化を防ぐ、悪玉コレステロールを減らす、骨密度を保つ、物忘れを予防するなどといった働きがあります。
閉経して更年期を過ぎた後も、エストロゲンの低下により、脂質異常症が増え、動脈硬化が進み、骨粗しょう症や認知障害といった病気のリスクが高い状態になります。
例えば、脂質異常症は40歳前後だと女性は男性の約半分ですが、50歳を過ぎると男女比が逆転し、60歳前後では男性の約2-3倍、60代後半では3-4倍になると言われています。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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