医療体制
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こんにちは。
医療ソーシャルワーカーの田渕です。
今の医療機関の現状を少しお話しします。
都農町国保病院は感染症指定医療機関として外来・病棟共に新型コロナ感染症患者の受け入れをしています。
病棟では、第7波の影響により更に感染症患者の受け入れに力を入れているため、一般の患者さんの入院受け入れを制限せざるを得ない状況です。
でも、入院が必要な一般の患者さんが減る訳ではありません。
そこで私の仕事は、より重症度の高い患者さんに入院して頂くために、入院必要度が比較的低い患者さんの退院を促進したり、他の病院へ転院をお願いしたりする役割なのですが、転院を依頼する医療機関も感染症の影響により受け入れができないケースが増えています。
先日も入院が必要な患者さんが数名受診されましたが、当院で入院受け入れできず、その患者さんには訪問看護師が在宅医療を提供しています。
今まで通りの医療体制が整っていないことを知って頂ければありがたいです。
そして、必要としている方に医療を行き届かせるためにも、引き続き手指の消毒・うがいなど感染対策を宜しくお願いします。
この文章を書いた人
田渕 陽介(たぶち ようすけ)
都農町出身。1997年宮崎大学工学部卒業、都農町社会福祉協議会勤務。2005年社会福祉士取得。2009年都農町役場へ入職し、地域包括支援センターにて勤務。定期異動により2015年都農町国民健康保険病院にて医療ソーシャルワーカーとして勤務。その他、若風会(地域おこしボランティア団体)、都農YOUNGSTA(都農町若者連絡協議会)、蹴-1協会に所属。趣味はサッカー、釣り。
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