青い鳥症候群
1,570view
前回のシンデレラコンプレックスと似た概念に、「青い鳥症候群」があります。
ベルギーの詩人モーリス・メーテルリンクの書いた童話「L’Oiseau bleu」(日本語訳:青い鳥)の主人公が、幸せの象徴である青い鳥を探しに行くけれども、幸せは意外と身近にあるというストーリーからつけられた概念です。
もっといいものや場所、人がいるのではないかと探し求めてしまい、現実に満足できないことを指します。
向上心も大事ではありますが、灯台下暗しで、近くにある大切なものを見落とさない様に、時には足元を見る様にしたいですね。
主人公のチルチルとミチルが幸せの象徴である青い鳥を探しに行くが、意外と幸せの青い鳥は身近にあることに気付かされる
この文章を書いた人
坂口 大介(さかぐち だいすけ)
埼玉県生まれ、宮崎市育ち。2019年に宮崎大学医学部を卒業、宮崎県立病院群フェニックスプログラムで初期研修を終え、2021年4月よりALL MIYAZAKI総合診療専門医プログラムで専攻医研修開始。現在、都農町国民健康保険病院 総合診療科勤務。
都農ワインは日頃から愛飲していたのですが、都農町に来て、美味しい食べ物に囲まれた結果、2ヶ月で5kg増えました。見た目だけでなく、中身も大きくなれるよう、日々精進します。都農町を堪能したいので、おすすめがありましたら、何でも教えてください。
目次