日本でもっとも患者数の多い病気:高血圧
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高血圧は日本でもっとも患者数が多い病気です。
現在、約4300万人の患者さんがいるといわれています(およそ3人に1人)。
年とともに血圧は高くなりやすく、65-74歳の63%、75歳以上の74%が高血圧と推計されています(国民健康・栄養調査(2015年))。
高血圧症の方のうち、適切に血圧がコントロールされているのは1200万人程度(約27%)と考えらえています。
残る3100万人ですが、治療をしても目標の血圧に達していない人(約29%)もいれば、自分が高血圧か知らない人(約33%)、知っていても治療を受けていない方(約11%)もいます。
血圧計も安くなり、昔よりも気軽に測りやすくなっています。
普段の血圧がどんなものか、ときどき測ってみませんか。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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