若いうちの骨貯金
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骨粗しょう症は歳をとってからなる病気というイメージがありませんか?
なるのは歳をとってからでも、骨粗しょう症を予防するためには、若いころからの食事や生活がとても大事になります。
人間の骨は10代後半にはほぼ完成し、20-30代で骨密度はピークになり、その後徐々に低下していきます。
若いころに偏食でカルシウム摂取量が少なかったり、運動が少なかったりして骨量が十分に増えないと(骨密度のピークが低い状態)、年をとってから骨粗しょう症になりやすくなります。
骨が一番増える十代のうちに骨貯金をコツコツ(骨骨)するようにしましょう。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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