骨折のときの症状は?
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骨とその周りには神経や血管が豊富にあります。
骨折したときには、その部位が痛くなり腫れが出てきます。
骨折がひどい場合には、動かせなくなったり、見た目にも変形したりします。しかし、単なる打撲や関節脱臼でも似たような症状が出ます。
診断をはっきりさせるにはX線(レントゲン)写真を撮ります。
でも少しのヒビくらいでは分からない場合もあります。
最初の診察を受けてレントゲン写真では骨折して無さそうでも、動いている間にズレがひどくなり、後から骨折がはっきりすることがあります。
骨が重なっていたり、肋骨のように曲がっている部分は特に分かりにくかったりします。
少しのヒビ、骨のズレだとエコー検査の方が分かりやすい場合もあります。
CT検査などを行う場合もあります。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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