骨折(こっせつ)シリーズ
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前回、骨がつぶれる(ペシャンコ、へしゃげる)という話をしました。しばらく骨折をテーマに取り上げようと思います。
骨が壊れることを骨折と言います。ヒビが入るのも骨折ですし、骨の一部が欠けたり、凹んだりする場合も骨折です。あらゆる部位の骨に骨折はおきます。
骨折は骨に力がかかって発生します。
骨折を原因で分類すると、外傷性骨折、病的骨折、疲労骨折に分けることができます。
・外傷性骨折:交通事故や転倒・転落などで大きな力が瞬間的に骨に加わって起きるもの
・病的骨折:骨粗鬆症や骨腫瘍などで骨の強度が弱くなったため、弱い力でも起きる骨折
・疲労骨折:健康な骨では骨折が起こさない程度の力が、同じ場所に繰り返し長期間にかかり続けることによって骨折するもの(スポーツ選手の足などに起きやすい)
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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