診断されていない人が多いCOPDという病気
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2001年の調査(NICEスタディ)では、日本人でのCOPD有病率は、40歳以上の8.6%、患者数は530万人と推定されました。一方で、2017年の厚生労働省患者調査では、COPDと医療機関で診断された患者数は22万人という結果で、COPDになっても診断や治療を受けていない方が多くいます。
未受診・未診断の患者が多い原因の一つとして、COPDという病気の認知度の低さが考えられています。認知度は昨年末で34.6%と低く、COPDに対する認知度の向上を上げること、他には予防、早期発見・介入、重症化予防など総合的に対策することが重要とされています。
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