ホルモンの働き
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ホルモンは体のなかで100種類以上あり、ほんの少しの量で働きます。成長と成熟の調節、生殖機能の調節、エネルギーの貯蔵や消費の調節、ストレスに対する防御といった役割を持っています。
成長ホルモン、性ホルモンといったものがあります。血糖値を下げるインスリンもホルモンの一種です。他にアドレナリンやステロイドといったものもホルモンの一種です。甲状腺などの内分泌臓器の他に、全身のさまざまな部位でつくられ、血液中に放出されて他の細胞に働きます。通常はからだがバランスをとって、基準範囲内の量を出しています。ホルモン異常による病気で、量が多いと機能亢進症、少ないと機能低下症という状態になり、からだに不具合を生じるようになります。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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