けんこう日記

インフルエンザの感染期間

新型コロナウイルス感染症では、発症後7日間は自宅療養となります。発症日を0日として、8日目に自宅療養は解除になりますが、発症10日目くらいまでは感染の可能性が残るため注意して過ごす必要があります。

インフルエンザの場合は、発症から3,4日間は感染力が強いです。学校保健安全法でインフルエンザにかかった場合の出席停止期間が決まっています。以前は「解熱した後2日間」でしたが、平成24年4月から「発症後5日を経過し、解熱した後2日(幼児なら3日)が経過するまで」となりました。こちらも発症した日が0日になります。

 たとえば、2月7日(火)発熱したとして、12日(日)が5日目になるので、13日(月)から登校可能です。発熱が長引いて11日(土)に解熱した場合、翌日の12日(日)が解熱後1日目、13日(月)が解熱後2日目となり、14日(火)から登校可能になります。

社会人の場合は、法律で決められているものはありません。基本的には学校と同じ期間休めると良いですが、職場に相談をしてみましょう。就業規則などで決まっている職場もあると思います。

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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