認知症の症状
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認知症の症状は、
①認知機能の低下(中核症状)
②障害への反応で出現する行動や心理症状(BPSDといいます)
の2つに大きく分けられます。
①中核症状とは、脳の神経細胞の働きが低下による記憶力や判断力、実行能力の低下などが当てはまり、すべての認知症患者にみられます。
②BPSDとは、中核症状に伴って起こる行動や心理症状で、不安や抑うつ、物を盗られたなどの妄想、幻覚、怒りっぽい、暴言・暴力、睡眠障害などがあります。中核症状というハンデがあるために、環境に適応できず反応性に出現することが多いです。本人の性格や生活環境、人間関係など、さまざまな要因が絡み合っておきますが、周りが上手にサポートすることで起こすことを防ぐことができます。
BPSDを防ぐために、認知症について、認知症の方への接し方について知っておくことは大切なことです。
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