けんこう日記

サルコペニア

サルコペニアという言葉をご存じですか。サルコペニアとは、加齢や病気によって筋肉量が減り、筋力やからだの機能が低下している状態をいいます。ギリシャ語で「サルコ(sarx/sarco)=筋肉」と、「ペニア(penia)=喪失」を合わせた造語になります。

 加齢によるものを一次性、加齢以外の病気が原因のものを二次性と言われます。歳をとって頻回につまづいたり、立ち上がるときに手をつくようになると要注意です。

歳をとって運動不足だとサルコペニアが進みます宮崎弁で歩き回るのを「さるく」と言いますね。

サルコペニア予防のためにさるこう!を合言葉に、体を動かす秋にしましょう。

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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