喘息治療のゴールは、ふつうに日常生活が送れること
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喘息治療のゴールは、発作を気にせずに健康な人と同じように生活を送れることです。
喘息の治療方法は、①気道の炎症や症状を抑えて発作を予防する薬(コントローラー:長期管理薬)と、②発作の時に狭くなった気道を素早く広げて呼吸と楽にする薬(リリーバー:発作治療薬)の2つを組み合わせる方法が一般的です。
気管支の炎症を抑える①コントローラーの中心は、吸入ステロイド薬になります。喘息の重症度(症状や頻度)に合わせた治療薬の目安があります(ステップ1~4)。コントロール良好な状態であれば、治療をステップダウン(薬の種類や量を減らす)していくことも可能です。医師の指示通りに治療を続けて、コントロール良好な状態を維持できるようにすることが大切です。
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