デス・エデュケーション(死の準備教育)
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日本では死にまつわる話は、どちらかというとタブー視されたり隠されたりすることが多かったと思います。
一方で、必ず訪れる「死」を見つめることは、限りある「生」を充実させることにつながっていくという考え方もあります。
人生の最期をどこでどういうふうに迎えたいか。それを考えることは、今後どう生きていくべきか、ということにもつながります。
よりよく生きていこうと思うことで、毎日を大切に有意義に過ごそうとなり、残される大切な人のためにどうしていこうかと考えるきっかけにもなると思います。
人生会議の普及とともに、老や死についてみんなで考える「いのちの授業」や住民講座などを行っていく機会(デス・エデュケーション)が都農町でもいろいろできれば良いなと思います。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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