あなたにとっての望ましい最期とは?(2)
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昨日は、人生の望ましい最期として多くの人が共通して望む10項目を紹介しました。
本日は、人によって大切さは異なるが重要なことである8項目を紹介します。
①納得がいくまで治療を受けられた
②自然に近い形で過ごせた
③大切な人に伝えたいことを伝えられた
④先ざきに起こることを詳しく知っていた
⑤病気や死を意識せずに過ごせた
⑥他人に弱った姿を見せてつらいと感じていた
⑦生きていることに価値を感じられた
⑧信仰に支えられていた
共通して望む項目も、人によって大切さが異なる項目も、どちらも各個人にとって大切なものだと思います。
私はこの項目がより大切だ、などと話し合うことから人生会議をするきっかけができるかもしれません。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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