ペットボトル症候群に注意②
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のどが渇いたときにソフトドリンク(スポーツドリンクなど)を飲むと、飲み物の糖により血糖値が上がるため、のどが渇きやすくなります。
また何かを飲みたくなり、次から次へとソフトドリングを飲むことで、さらに血糖値が高くなっていく…という悪循環に陥ってしまい、ペットボトル症候群(ソフトドリンクケトーシス)になってしまうことがあります。
症状としては喉の渇き、体重減少、だるさ、疲れやすさが出たり、ひどくなると意識状態が悪くなったりすることがあります。
ペットボトル飲料のパッケージには、栄養成分表示の記載があるので参考にしてください。
経口補水液OS-1にも糖は入っていますが、2.5%とそれほど多くはありません。
スポーツドリンクは6~10%と結構な量の糖が入っています。
生活習慣病予防のためにも、日常的な飲み物は水やお茶で、ソフトドリンクは飲み過ぎないように気をつけてください。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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