救命の輪 ③一次救命措置
477view
話が途中で途切れていましたが、救命の輪3つ目の話です。
2つ目輪では「心停止の早期認識と通報」で、反応(意識)の確認をして、心停止の可能性がある場合、周りに大声で応援をよび、119番通報やAEDを持ってきてもらったりしました。
3つ目の輪、一次救命処置(英語でBLS:Basic Life Support)は、心臓マッサージや人工呼吸、AED を使って行う救命処置です。医療者に限らず誰でも行うことのできる心肺蘇生法で、消防署などが講習会をしていて受けたことのある方もおられると思います。
一次救命処置の手順として、医師会のページを紹介します。
https://www.med.or.jp/99/cpr.html
YouTubeで「心肺蘇生」と検索すると、動画で学ぶこともできます。
心臓マッサージ(胸骨圧迫)は「もしもし亀よ、亀さんよ♪」のリズムで行うと、ちょうどよい速さと言われています。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
目次