変わっていく五十肩の症状
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五十肩は、経過のなかで症状が変わっていきます。
・急性期:発症から数週間 「夜も寝られないほどつらい痛いが強い時期」
無理をすれば肩は動きますが、動かすと痛みが強く、また安静時や寝ているときも痛みが現れます。
・慢性期:半年程度 「痛みは減るものの、肩が上がらない時期」
痛みは減るものの、無理に動かそうとすると痛みが出ます。また肩が動かしにくくなります。
・回復期:1年程度 「痛みはなくなり、だんだん肩が上がってくる時期」
少しずつ痛みが無くなっていき、肩も徐々に動かしやすくなります。ただ、数年かかったり、症状が残ったりすることもあります。
自然と治ることが多いのですが何年もかかるのが特徴です。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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