認知症基本法
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6月14日、国会で認知症基本法が全会一致で可決・成立しました。認知症の方が希望をもって暮らせるように、国や自治体が行っていくことの取り組みを定めたものです。
2020年600万人以上と言われていた認知症の患者数が、さらに高齢者が増える2025年には約700万人になると予測されています。認知症とは高齢者の5人に1人がなると予測されるありふれた病気なのです。
認知症になっても地域で元気で暮らせるためには、周囲の理解や社会との関わりが必要とされています。認知症への理解が深まればと思い、何回かシリーズで認知症について紹介していきます。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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