徘徊模擬訓練
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徘徊(認知症の人の一人歩き)のために、迷子になる人を減らそうという訓練が全国各地で行われています。初めて行われたのは福岡県大牟田市で、「徘徊がノーではなく、安心して外出(徘徊)できるまち」を目的に、20年近く前から続けられています。
道に迷って帰れないなどで行方不明になったという設定のもと、認知症の方の発見、声かけ、保護などといった訓練を行います。地域住民がそれぞれの役割を理解して、認知症の高齢者への接し方を学び、事故を未然に防ぐための訓練です。地域の人たちが、認知症の人の存在や暮らしに気づき、お互いに支え合える関係づくりができていけば「共生」につながっていきます。
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