事前指示書
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人生の最終段階にどのような医療を希望するか、ということを意思表示するための文書を「事前指示書」といいます。
将来自分に判断能力がなくなった場合でも、自分に行われる医療行為についての希望を前もって意思表示するための文書です。
エンディングノートの医療に特化したものというイメージでしょうか。
日本ではまだ法的拘力はないものの、本人の希望を知る大きな手掛かりになります。
内容としては、自分が意思決定できない場合の代理人、今後に対する希望、延命処置に関する希望といった記載項目があります。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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