元出前看護師のコロナと闘え!隔離生活の始まり
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なんと息子が学校からコロナを持って帰ってきました。夏休みに入る2日前です。
感染隔離と感染後の生活の体験を書いてみようと思います。
その日、息子は朝から熱が出てたので学校はお休みして夫に病院へ連れて行ってもらいました。病院では感染拡大防止のため車から降りずに駐車場で受診します。
車内で、検査のための唾液を採取したようです。その後、診察も車の中で受けます。必要な薬を処方してもらい、薬を受け取り帰宅しました。検査の結果はコロナ陽性でした。
仕事をしていた私にも連絡が入り急遽帰宅し、自宅待機生活が始まりました。
我が家は完全隔離ができる間取りになっている為、息子は完全に誰とも接触しない生活を送りました。
隔離時に行った事
- 動線を分ける(2階建てでトイレや洗面所が2箇所あるため可能でした)
- 隔離部屋の前の廊下に擦式アルコール消毒薬とアルコールを含む拭き取りシートの設置
- 食事は(自分で洗うことが出来ない症状が重い期間)紙皿と割り箸を使用し使い捨てる
- 食事は部屋の前に設置した仮設のカウンターに置き、運んだ人が退室後、息子に取りに来てもらう(直接会わない)
- ゴミは屋外の軒下で保管し72時間以上経過後に廃棄(鼻をかんだティシューなど)
- 入浴は家族の最後に入ってもらい窓を開けて朝まで浴室を換気する
- 洗濯物は分けて隔離者の物だけで洗濯する
この方法で、隔離を開始しました。 果たして、感染は食い止められるでしょうか?
この文章を書いた人
つのまるナース
「つのまるナース」は、病院の組織では看護部に所属しています。
看護部には男女の20〜60歳代、子育て中や、身内の介護中など様々な生活背景を持つ40人近い看護師がいます。看護師⻑のもと、「外来」(通院する患者さんへの看護)と「病棟」(入院されている患 者さんへの看護)の、大きく分けて2つのチームにわかれ、外来、健診、訪問、病棟、 地域連携の各部署で、それぞれのもつ個性を活かしながら、日々働いています。 たくさんある看護師のしごとを、これから「つのまる」を通じて紹介していきます。
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