出前看護師の実験室
今日のお話は、私の尊敬する塾長先生とのお話です。
塾長先生は看護師の出前をとってくださっています。
都農町の生き字引と言えるほどの方ですので都農の「塾長」とお呼びしています。
そんな塾長先生とその奥様ですが、いろいろなことに精通されており、毎回の訪問は私の楽しみの一つになっています。
そんな塾長先生がテレビで見た頻尿対策についてご紹介します。
布団に休んでからの排尿って何回行きますか?
実は0から1回が正常なんです。
(それ以上トイレに起きる方は治療ができるかもしれないので専門医に相談してくださいね。)
2回以上トイレに起きる方へちょっとした生活の知恵があります。
起きている時の水分は体をめぐっていますが、その一部は脚にたまります。
それを一旦リセットするために30分くらいのお昼寝を推奨しています。
しかも、寝た状態で膝から下にクッションを当てて15度ほど足を高くして休むと、なおよろしいようです。
せっかくなので塾長先生と奥様にご協力いただいて実験データをとりました。効果てきめんです!
一足飛びには減りませんが、開始して2か月もたつとトイレに起きる回数が目に見えて減っています。
塾長先生も奥様もトイレで睡眠が邪魔されなくなってきました。
塾長先生の研究結果は世に出さなくちゃもったいない! という事で、あっちでもこっちでも足上げお昼寝をオススメしております。
この文章を書いた人
つのまるナース
「つのまるナース」は、病院の組織では看護部に所属しています。
看護部には男女の20〜60歳代、子育て中や、身内の介護中など様々な生活背景を持つ40人近い看護師がいます。看護師⻑のもと、「外来」(通院する患者さんへの看護)と「病棟」(入院されている患 者さんへの看護)の、大きく分けて2つのチームにわかれ、外来、健診、訪問、病棟、 地域連携の各部署で、それぞれのもつ個性を活かしながら、日々働いています。 たくさんある看護師のしごとを、これから「つのまる」を通じて紹介していきます。
効果が出て、夜中の頻尿が減った方は今のところ3分の2くらいです。
塾長先生はなんと素晴らしいでしょう。薬を飲まずに、頻尿をやっつけてしまいました。
研究者の塾長先生から披露を快諾していただけましたので「けんこう日記」で発表しました。
今日は「塾長先生らしく、生き生きと」なハッピー実験室からのお話でした。