家に帰りたい
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こんにちは。医療ソーシャルワーカーの田渕です。
忘年会・新年会が無いと新年を迎えた気がしないですね。日常よカムバック!
さて、私の仕事は相談支援です。その資格は「社会福祉士」。
最近の話で、当院に入院した一人暮らし高齢者の方が1日でも早く帰りたい。
「いつお暇をいただけますか?」と何度も聞いてこられます。
治療・リハビリはある程度完了しているものの、今回初めて介護サービスでデイサービスやヘルパーを導入するのにあと1週間は必要。
この時に本人にサービス調整まで1週間待って下さいね、と説明するのはもちろんですが、もう一つ、ご家族に対して本人が1日でも早く家に帰りたいと考えている事を伝え、ご家族の支援で早めの退院はできないでしょうか?と本人の意思を具体的に代弁する事も「社会福祉士」の重要な専門性の一つです。
もし自分が今回の患者さんと同じ立場で、あと1週間入院継続になると考えたらどうでしょう。
入院の1週間って結構長いですよ。
この文章を書いた人
田渕 陽介(たぶち ようすけ)
都農町出身。1997年宮崎大学工学部卒業、都農町社会福祉協議会勤務。2005年社会福祉士取得。2009年都農町役場へ入職し、地域包括支援センターにて勤務。定期異動により2015年都農町国民健康保険病院にて医療ソーシャルワーカーとして勤務。その他、若風会(地域おこしボランティア団体)、都農YOUNGSTA(都農町若者連絡協議会)、蹴-1協会に所属。趣味はサッカー、釣り。
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