救命の輪 ①心停止の予防
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救命のために、心臓や呼吸が止まってしまった場合の対応も大切ですが、突然死を未然に防ぐことも大切なことです。
子どもの突然死の主な原因は、けがや溺水など不慮の事故です。
多くは日常生活で注意をしていくことで予防できるものです。
1~4歳、5~9歳の死因で2番目に多いのは不慮の事故です
(1番多いのは1~4歳:先天性疾患、5~9歳:がん(悪性新生物))。
成人の突然死の主な原因は、急性心筋梗塞や脳卒中です。生活習慣を改善して、リスクを減らすことが予防の一つとなります。急性心筋梗塞や脳卒中の初期症状に早く気付いて、少しでも早く救急車を呼ぶことも重要なことです。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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