救命の連鎖
506view
町民→救急隊→病院へと救命のリレーが大切だと前回書きました。救急車が来るまで、全国平均で約8分かかるそうです。
都農町内では消防署からの距離が遠いともっとかかりそうです。
傷病者の命を救って社会復帰につなげるために必要な「救命の連鎖」というのがあり、4つの輪で成り立っています。
4つの輪が途切れることなく、素早くつながることで救命効果が高まります。
- 心停止の予防:けがや重い病気を未然に防ぐ
- 早期認識と通報:町民の皆さん
- 一次救命処置:町民~救急隊
- 二次救命処置を心拍再開後の集中治療:救急隊~病院
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
目次