けんこう日記

新型コロナウイルス感染症を疑う症状があり、救急車を利用する目安(4学会声明より)

新型コロナウイルス感染症を疑う症状があると、救急受入れ可能な病院が限られる可能性があります。

一般の人が緊急性の高さを判断するのは難しい場合もありますが、熱が高いことを心配して救急車を呼ぶと、他の緊急性の高い患者さんの病院搬送が困難な場合があります。

ただ、緊急性がないという⾃⼰判断や我慢し過ぎで,症状が悪化する場合があります。

新型コロナウイルス感染症により救急⾞を呼ぶ必要がある症状としては,次のようなものがあげられています。

このようなときには救急⾞を呼ぶことをためらわないでください

顔⾊が明らかに悪い、唇が紫⾊になっている

(表情や外⾒等が)いつもと違う、様⼦がおかしい

息が荒くなった、急に息苦しくなった

⽇常⽣活で少し動いただけで息苦しい、胸の痛みがある

横になれない,座らないと息ができない

肩で息をしている,意識がおかしい(意識がない)など

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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