脳卒中が疑われ、救急車を呼んだ方がよいサイン
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脳卒中は突然起こり、典型的な症状として、片側の手足や顔半分の麻痺、立てない、歩けない、言葉が出にくい、ろれつが回らなくなる、意識が悪くなる、といった症状がでます。
特に出現しやすい症状の頭文字をとった呼び名として、FAST(ファスト)があります。フリー素材のイラストになっているくらい覚えておいた方が良い呼び名です。
F:Face(顔) 顔の麻痺 顔がゆがむ
A:Arm(腕) 腕の麻痺 片方の手に力が入らなくなる
S:Speech(言葉) 話しにくくなる、ろれつが回らなくなる
T:Time(時間) 症状が出た時刻を確認して、急いで救急車を呼ぶ
脳梗塞(脳卒中)の発症のチェックとして使われる、顔(Face)や腕(Arm)の麻痺、言葉(Speech)が上手く出ないといった症状と、急いで(Time)救急車を呼ぶ人
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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