けんこう日記

高血圧対策:適度な運動

ウォーキング(速歩)や軽いジョギングのような長めの時間継続しておこなう運動、「有酸素運動」を適度に行うというのが、血圧の低下に効果があります。

適切な運動を続けていることで、筋肉にたくさんの酸素や栄養を運ぶために血管が広がったり、血圧を上げる交感神経が緩んだりして血圧が下がっていきます。

 週3日以上、30分以上の運動が目安です。時間がなければ、10分×3回でも良いでしょう。

習慣的な有酸素運動で、血圧8/5mmHg低下させる効果があると言われています。

病気や体の状態によっては運動療法が勧められない場合もあるので、通院中の方はかかりつけの医師に相談しましょう。

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

目次