赤か白か
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前回、遅筋(赤筋)と速筋(白筋)についてご紹介しました。
筋肉に酸素を多く供給するたんぱく質ミオグロビンが赤色のもとで、赤筋に多く含まれます。
酸素が供給されやすく、赤筋は持久力に富みます。
持久力か瞬発力か、どちらが赤だっけ?と混乱しそうな人は、魚で考えてみてください。
長い距離を泳ぎ続けるマグロやカツオは、持久力に富む赤身が多い。
海底でじっとして獲物がくるとパッと動くヒラメやカレイといった魚は、瞬発力に富む白身が多い。
牛肉が赤いのに、鶏肉がピンク色っぽいのも、筋肉中のミオグロビン量の違いによるようです。
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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