白い巨塔
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今まで何回か映画やテレビドラマになっており、いろいろな年齢層の方が見たことあるのでは。
原作は山崎豊子の長編小説で、1963-65年と半世紀以上前に書かれたものです。財前五郎と里見脩二という対照的な2人の医師を通して、医局制度の問題点や医学界の腐敗を鋭く追及した社会派小説とウィキペディアでは紹介されています。
私が見たのは2003年に放送された唐沢寿明が主役の財前五郎を演じたテレビドラマです。有名な俳優陣が顔をそろえて各回見どころあり、バックに流れるクラシック系の音楽も良く、物語に引き込まれました。大学病院はこんな感じなの?と質問されることがありますが、今どきはもっとクリーンな感じです。
・ドラマからの名言
財前五郎:いくら悩んでみたところで患者のためになるとは限らないんだよ里見
里見脩二:君が割り切ることで医者であり続けるなら、俺は悩むという一点で医者でいられるのかもしれん
この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
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